ビジネスグループの使用
HP Virtualization Performance Viewerでのビジネスグループ化では、ビジネス要件に基づいて仮想インフラストラクチャの運用ビューをカスタマイズすることができます。ビジネスグループ化を使用することで、組織のニーズと優先度に基づき仮想マシン、ホストまたはデータストアを分類およびグループ化できます。ビジネスグループは共通のビジネス要件を表すエンティティの論理グループです。
ビジネスグループはHP vPVのすべての機能と緊密に統合されているため、以下を実行可能です。
- 良定義のグループ内の仮想要素の制限されたセットの使用
- ビジネスグループ用の独自のメトリックの定義と作成
- ビジネスグループ内のエンティティのユーザー定義またはカスタムのメトリックの表示
- ビジネスグループ内のさまざまなリソースの容量、使用率、および割り当て傾向の分析
- ビジネスグループ内のエンティティのリソース使用傾向の予測
リアルタイム仮想化環境でのビジネスグループ化の有用性を説明するため、使用事例を次に示します。
- Johnは、経理部、営業部、人事部の3つの部署がある組織の仮想化技術顧問 (SME) です。Johnは担当するインフラストラクチャ内のすべての仮想マシン、ホストおよびデータストアsを、それらが割り当てられている部署に基づいて、グループ化しようと考えています。HP vPVでは、組織内の各部署についてビジネスグループを作成することによって、これを達成できます。これにより、部署別にパフォーマンスおよびリソース割り当ての監視および分析を効率的に行えるようになります。
- Billは、通信サービスプロバイダー企業の仮想化技術顧問 (SME) です。彼の仕事の1つは、特定地域で提供されるデジタルサービスのパフォーマンスを継続的に監視することです。Billは、自分の担当地域でSIMアクティベーションサービスを提供するすべての仮想マシンのビジネスグループ化を作成しました。Billはこの地域で、1週間の販売促進期間を宣言したため、その期間のSIMアクティベーション要求が2倍になると予測しています。その期間中は、ダウンタイムをなくし、高い接続性を維持する必要があります。そのために、インフラストラクチャにおける潜在的なパフォーマンスボトルネックを特定し解消する必要があります。Billは、ビジネスメトリックアナライザーを使用して、仮想インフラストラクチャがSIMアクティベーション要求の増大に確実に対処できることを確認できます。